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スタータ修理報告C
最大の構造物。


モーターの胴体部分、「ヨーク」である。アーマチュア同様、凄まじい固着物に覆われていた。

内部には偏平状のコイルが四方向に張られ、電力によって磁場を発生させる。それとアーマチュアの磁力が反発/吸引を繰り返す事によって、回転力は生み出される。コイルのコアはアルミ製。

中央のゴム皮膜に包まれたケーブルがモーター側のメイン電極で、マグネットスイッチのアウトプット端子に接続される。

左右にピョコンと飛び出た二つの端子は、前ページ「ブラシユニット」の空室部に挿入される。

ショート及び摩耗で、半分近くが消失してしまっている。そしてその破片粉末が、更なるショートを招く…放っておけば、そんな悪循環が起きてしまっただろう。


飛び出たブラシ(プラス端子)が、何とも可愛らしい。
新品のブラシの大きさが良く判る。上の画像と比較されたい。

それにしても、さすがにこの大きさともなると、ヨーク側までも電磁石なのだなぁ、と、「マブチモーター(模型用)」しか知らなかった私は、感動してしまった。確かに、不使用時に無駄な磁力を発散させないと言う点でも、当然の成り行きなのだろうけれど。

それに、もし永久磁石を使っていたら、とても分解できたとは思えない。

だいたいコイツだけで何キロ有るんだろう…。


ブラシユニットもそうだが、このヨーク側に付いている「ブラシの部分だけ」を、どうして交換できるようにしなかったのかが、不思議だった。確かに構成品を見る限り、モーターの内側には、ただの一本も「ネジ」「ボルト」が使われていない。
そうした物の類が万一外れた時に、回転を妨げるような事が無いように、との考慮なのだろう。

銅片を買って来てブラシと同型に目立て、ハンダ付しても治ったのだろうけれど、今回は大事を取って交換に踏み切った。


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